韓国の人気アイドルグループENHYPEN(エンハイフン)が、差別的とされる言葉「jap」を使ったことで大炎上しています。
メンバーによる一連の発言と対応に対して、国内外のファンから批判の声が相次いでいます。
今回の騒動の経緯や問題点を、時系列でわかりやすくまとめました。
いつ・どこで起きたのか?
今回の炎上は、2024年6月15日前後に行われたWeverse(ウィバース)アプリ内の配信イベント「Listening Party」で起きたとされています。
ファンとのリアルタイム交流の場での出来事だったため、発言の様子が記録・拡散され、批判が広がる形となりました。
発端はソンフンの「jap」コメント
まず問題となったのは、メンバーのソンフンが「good job」とコメントしようとした際、誤って「good jap」と入力してしまったことです。
このミス自体が悪意のあるものだったかは不明ですが、「jap」という言葉は歴史的に日本人への差別語として使われており、多くの人が敏感に反応しました。
ジョンウォンの発言が火に油を注ぐ
ソンフンの発言後、リーダーのジョンウォンがその誤字を笑いながら
「he is Korean(彼は韓国人です)」
とコメント。この発言は、「jap」という言葉の意味を理解した上でネタにしているようにも受け取れ、さらに批判が集まりました。
他メンバーの反応にも疑問の声
ジョンウォンの発言の後、ヒスン、ジェイ、ジェイク、ソンフン、ニキが「wwwwwwww」と反応。
さらにソンフンが「jap jap」と連呼したことで、状況はさらに悪化しました。
ファンからは、
- 英語が堪能なヒスン
- 英語圏育ちのジェイとジェイク
といったメンバーが、差別語の意味を理解していながら注意せずに笑っていたのではないか、という指摘が相次ぎました。
また、日本出身のニキがこの場面で笑っていたことも「無神経すぎる」と一部で問題視されています。
過去のライブでも同様の発言が
さらに、約1週間前に行われたWeverseライブ内でも、
- ジョンウォンが「スタジアムを楽しみにしていてください」と言った直後
- ソンフンが再び「good jap」と発言
- ヒスンが笑う
という場面があり、今回の発言が偶然ではないのではないかという疑念が強まりました。
なぜ今ごろ炎上したのか?
実際の発言があったのは6月中旬でしたが、SNS上で大きく取り上げられたのは7月に入ってからです。
動画の切り抜きがSNSで急速に拡散されたことにより、内容が広く知られるようになり、遅れて炎上が加速したと見られます。
問題の本質とファンの反応
今回の騒動で問われているのは、誤字そのものではなく、
- 差別語の意味を知っていた可能性があるメンバーたちの無反応
- それを笑ってネタにした空気感
- 日本人メンバーもその場にいて一緒に笑っていた事実
といった、グループ全体の意識の低さです。
SNSでは、ファンからの失望の声とともに、メンバーや事務所に対する正式な説明や謝罪を求める投稿が続いています。
今後の対応に注目
現在のところ、ENHYPEN側から正式なコメントは出ていません。
しかし、今回のような国際的に敏感な問題に対し、適切な対応が求められるのは間違いありません。
グローバルに活動するアイドルグループとして、今後どのようにこの事態に向き合うのか、多くのファンが注目しています。
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