「定職なし、貯金なし、彼氏なし(?)」のアラサー女子が、突然現れた未来の息子と奮闘するホームラブコメディ『未来のムスコ』がついにスタートしました!
主演は志田未来さん。夢を追いかけるアラサー女子のリアルな葛藤と、突然の「育児」に翻弄される姿が描かれた第1話。笑いあり、涙あり、そして考察要素ありの濃厚な初回でした。
今回は、第1話のあらすじと感想、そして物語の鍵を握る「まーくん」の正体について綴ります。
同級生との格差、夢を追うことの「停滞感」
物語の主人公は、女優の夢を追いかけ、恋人・将生(塩野瑛久)が率いる劇団「アルバトロス」で活動する未来(志田未来)。
後輩俳優の真(兵頭功海)から憧れられたりもしつつ、オーディションには落ち続け、気づけばアラサー。 周りの同級生たちは、家を買ったり、キャリアアップしたりと着実に人生の駒を進めている中、自分だけが時が止まったように夢を追いかけている……。
この「停滞感」からくる劣等感の描写が、痛いほどリアルでした。「夢を諦めるべきか?」という迷いは、何かを目指したことがある人なら誰もが共感してしまうポイントではないでしょうか。
突然現れた「2036年の息子」
そんな崖っぷちの未来の前に現れたのが、「ママ」と呼ぶ謎の男の子・颯太(天野優)。 なんと彼は、2036年からタイムスリップしてきた未来の息子だと言うのです!
原作は、「ヤングジャンプ」系列で連載されていた阿相クミコ先生(原作)、黒麦はぢめ先生(作画)による同名漫画。コミックス全8巻も好評発売中の人気作ですが、ドラマ版でもそのコミカルさとハートフルな展開は健在です。
颯太が未来からやってきた目的。それは…… 「未来と"まーくん"を仲直りさせること」。
どうやら未来の世界で、私は"まーくん"という人物と結婚しているようです。 ここで視聴者全員が思ったはず。
「……で、"まーくん"って一体誰!?」
夫候補「まーくん」は誰だ?考察
第1話の時点での「まーくん」候補はこのあたりでしょうか。
- 将生(塩野瑛久): 現在の恋人。「マサキ」=まーくん? でも劇団主宰でちょっと不安定?
- 真(兵頭功海): 未来に憧れる後輩。「マコト」=まーくん? 年下ワンコ系男子の可能性も。
- 優太(小瀧望): 運命的な再会を果たした同級生で保育士。名前に「ま」は付かないけれど、あだ名や隠された設定があるかも?
颯太との共同生活を始める中で、優太の保育士としての包容力も光っていましたが、果たして未来の夫は誰なのか。このミステリー要素も今後の見どころですね。
夢と育児の両立、その「高い壁」
第1話のハイライトは、なんといっても後半のシーンです。 ようやく夢を掴みかけた瞬間に突きつけられる**「育児との両立」という高い壁。
「子供がいるなら、この役はあげられない」といった直接的な言葉以上に、社会のシステムや空気感が未来を追い詰めます。
特に印象的だったのが、ワンカットで見せた志田未来さんの演技です。 震える声、八方塞がりな絶望に満ちた表情。セリフ以上の感情が流れ込んでくるようで、見ていて胸が締め付けられました。 コメディタッチな作品だと思って油断していましたが、育児との両立の大変さをここまで真正面から描くとは……。
『未来のムスコ』が好きな人におすすめの映画
このドラマを見ていて、あるNetflix映画を思い出しました。
『2つの人生が教えてくれること(Look Both Ways)』
大学卒業の夜、妊娠した世界としなかった世界、2つの並行したストーリーが展開される映画です。 予期せぬ「妊娠・育児」という大きな転機が、彼女のキャリアや人間関係、そして未来にどのような影響を与えるかを比較して描いています。
『未来のムスコ』も、突然降ってきた「息子」によって、選ばなかったかもしれない未来(=育児のある生活)を体験することになります。 「もしもあの時……」というタラレバや、ライフステージの選択に悩む人に深く刺さる作品なので、このドラマが気になった方はぜひチェックしてみてください。
第1話から情報量も感情の揺さぶりも満載だった『未来のムスコ』。 颯太くんの可愛さに癒やされつつ、未来が「母」として、そして「女優」としてどう成長していくのか(そしてまーくんは誰なのか!)、来週も絶対に見逃せません
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