今回は、ドラマ全体のあらすじは省略します。 なぜなら、第4話のラストと第5話の予告映像に、物語の根幹を揺るがす「決定的な証拠」が映り込んでしまったからです。
この記事では、桐山照史さん演じる「有馬英二(ありま えいじ)」に焦点を当てます。 彼は単なる被害者の父親なのか? それとも…?
予告で見えた「手首の傷」。これを見逃した方は、今すぐ見返してください。この傷が意味する、残酷すぎる真実について徹底考察します。
予告の「手首の傷」は決定的な証拠!あのヘルメットの男は有馬英二だ
第4話のクライマックス、身代金受け渡し現場で武尊(勝地涼)と揉み合いになり、止めに入った熊守(くまもり)を刺して逃走した「ヘルメットの男」。 彼の正体について、SNSでは様々な憶測が飛び交っていますが、第5話の予告映像で答えはほぼ出ました。
1. 武尊がつけた傷と一致する
第4話の揉み合いのシーンをスローで見返すと、武尊が抵抗した際、犯人の手首付近に傷を負わせている描写があります。 そして公開された第5話の予告カット。 有馬英二が電話をしているシーンで、彼の手首に「包帯」あるいは「切り傷のような痕」がハッキリと映っているのです。
2. 体格と動機の一致
フードの男の身長や体格は、桐山照史さんと酷似しています。 また、あの場所に現れる動機がある人物は、警察関係者を除けば「武尊」か「犯人」か「有馬」しかいません。
このことから、「現場で武尊と揉み合い、熊守を刺したのは有馬英二である」ことは、ほぼ確定と言っていいでしょう。
なぜ有馬は現場にいたのか?「相互誘拐(クロス・キッドナップ)」説を提唱
ここで最大の疑問が浮かびます。 「なぜ、5億円を用意した被害者側の有馬が、犯人のような行動をとって現金を奪おうとしたのか?」
まさか彼が狂言誘拐の主犯だから? いいえ、私はその説を否定します。もっと残酷な「相互誘拐(クロス・キッドナップ)」の可能性が高いです。
犯人は武尊と有馬、二人の父親を「交換」させた
私の仮説はこうです。
- 武尊への指令: 「娘(詩音)を助けたければ、有馬の息子(蒼空)を誘拐しろ」
- 有馬への指令: 「息子(蒼空)を助けたければ、武尊から身代金(5億)を受け取れ」
つまり、真の黒幕は自ら手を汚さず、二人の父親にお互いを攻撃させているのではないでしょうか。
「受け取り役」を強要された有馬
有馬英二は、大企業の社長です。 彼があそこまで必死だったのは、あの5億円を持って帰らなければ、蒼空が殺されると脅迫されていたからだと考えれば辻褄が合います。
第4話ラストで詩音が「あの子(蒼空)みたいになりたくなかったら…」と怯えていたのは、監禁場所にいたのは本当の犯人で、蒼空を恫喝されていた(あるいは助けようとして失敗した)姿を見てしまったからかもしれません。
有馬英二の「8年前」と「現在」の矛盾
有馬英二が「武尊と同じく脅されている被害者」だとしても、彼が潔白であるとは限りません。 なぜなら、彼には「8年前の誘拐事件」という黒い影が付きまとっているからです。
3つの不審点
- 急成長した資金源: 8年前に鶴原想太くんが誘拐され、奪われた身代金は5億円。有馬の会社が急成長した時期と金額が一致します。
- 妻の異常な反応: 第4話で有馬の妻が見せた「心ここに在らず」な態度。彼女は夫が「過去に何をしたか」を知っており、今回の誘拐がその因果応報(身代金)であることを悟っているフシがあります。
- ダークウェブへの視線: 彼はダークウェブの書き込みを「監視」していました。これは被害者としてではなく、「自分の過去の悪事が露呈しないか」を恐れている目に見えました。
結論:有馬は「過去の加害者」で「現在の被害者」
このドラマのタイトル『身代金は誘拐です』。 これは、「有馬が過去に誘拐で得た金(身代金)を、今度は自分の子供の誘拐によって吐き出させられている」という皮肉な構造を示しているのではないでしょうか。
武尊と有馬、鏡写しの二人が出会う時
もし私の考察通り、有馬英二が「ヘルメットの男」であり、彼もまた「息子を人質に取られた実行犯」だったとしたら…。 第5話で武尊と有馬が対面した時、物語は大きく動きます。
- 武尊: 娘のために、有馬の子を誘拐した男。
- 有馬: 息子(と過去の罪?)のために、武尊を襲った男。
二人は「敵」でありながら、同じ「地獄」を見ている「同志」でもあります。 黒幕の狙いは、この二人を衝突させ、共倒れにさせること。 それに気づいた時、二人の父親が手を組む展開(共闘)が来るのか、それとも憎しみ合って破滅するのか。
第5話、有馬英二の「手首」と、彼が語るであろう「8年前の真実」に要注目です。 間違いなく、神回になる予感がします。
第5話の感想と考察はこちら
