30歳になった自分が20代前半の自分に説教1:狭い視野の世界から抜け出せ

継続力が未来を変える!

20代前半、狭い視野で悩んでいたあの頃へ

30代に入り、振り返ると、20代前半の自分は世界が「狭い部屋」のようでした。壁に囲まれたその部屋では、目の前にあることだけを見て、他の可能性に目を向ける余裕がありませんでした。「自分にしか見えていない問題が、世界で一番重要なことだ」そんなふうに思い込んでいたあの頃。

今の自分は、ほんの少しだけ広い世界を見られるようになりました。壁の外に出て、部屋の広さが実は小さかったと気づけたからです。でも、20代前半の自分はきっと、「お前に何がわかるんだ?」と反発するでしょう。

だからこそ、これは今の20代前半の人たちにも伝えたい話です。「今やっていることに自信を持ちなさい」と背中を押すために、あの頃の自分への説教を書き残しておこうと思います。


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「結果を急ぎすぎる20代前半」

あの頃、私が一番悩んでいたのは、「自分の努力は報われるのか?」ということでした。何かを始めてもうまくいかないと、「これでいいのか?」とすぐ不安になってしまう。特に周りの友達が、就職や起業で目に見える結果を出していくのを見て、焦りが募りました。

SNSのタイムラインでは、誰かの成功がまるで花火のように輝いて見えます。一方、自分は地面を掘り続けるような毎日で、何も変わらない現実がある。そんなとき、気づくべきだったのは、SNSに映る成功は「瞬間」だけだということです。その裏に何年も積み重ねた努力があることなんて、当時の私は考えもしませんでした。

「ロゴ作り」に夢中になった無駄な時間?

私が20代前半で夢中になっていたのは、「ロゴ作り」でした。別にデザイナーを目指していたわけでもない。ただ、何となくカッコいいロゴを作るのが好きで、仕事とは全く関係のない趣味でした。

デザイン本を何冊も買い、デザインソフトのライセンス費用もバカにならない額でした。何かを作っては、誰かに見せたくなるけど、特に反応はなし。「上手いね」と言ってくれる人もいるけど、それが仕事につながることは一度もありませんでした。

毎月、趣味にかかるお金は痛かったし、「なんでこんなことを続けているんだろう?」と思う日もありました。でも、不思議とやめられなかったんです。「誰も見てくれない」「意味がない」と思っても、作る時間だけは自分にとって楽しいものでした。

スティーブ・ジョブズの言葉が後押ししてくれた

後になって、この経験に意味があることを理解したのは、スティーブ・ジョブズの名言を知ったときです。

「将来を見据えて点と点を繋ぐことなどできません。過去を振り返ったときに初めて点と点が繋がるわけです。」

この言葉が、私の「無駄に思えた時間」に意味を与えてくれました。

30代になり、仕事でデザイン関連のプロジェクトを任されることがありました。そのとき、あの時期に身につけた知識と技術が大きな力になりました。もし20代前半の私が「どうせ意味がない」と趣味をやめていたら、こんなふうに役立つ日が来るなんて想像もできませんでした。

「点と点を繋げる」ことは未来ではなく、過去にしかできないのだと知った瞬間、20代前半の悩みは単なる通過点でしかなかったと気づけました。

続ける理由を見つけることが何よりも大切

もちろん、続けることは簡単ではありません。20代前半の頃は、周りと比べる癖がどうしても抜けませんでした。「あの人は結果を出しているのに、なんで自分は?」そんな風に思い詰めることばかりでした。

でも、その中でも続ける理由を探すことが重要です。「評価されたいから続ける」のではなく、「自分が好きだから続ける」理由でいいんです。私にとってロゴ作りは、誰に見せるためでもなく、ただ自分が楽しかったから続けられたのだと思います。

この「楽しい」「自分にとって意味がある」という感覚が、未来において武器になるのです。

20代前半の自分に伝えたいこと

あの頃の自分へ、そして今の20代前半を生きるあなたへ、私はこう伝えたいです。

  • 今、目に見える成果がなくても、それが未来のあなたを助ける力になる。
  • 自分が楽しいと思うことは、結果が出なくても続けていい。
  • SNSで見える成功は、その裏にある努力を想像しよう。

そして何より、「結果は後からついてくる」ということを信じてください。30代になった私は、ようやくそれを理解しました。

「今やっていることが、未来のあなたを支える武器になる。」だからどうか、自信を持って続けてください。未来のあなたが振り返ったとき、「あの時続けていてよかった」と必ず思える日が来るのです。

この文章が、誰かの背中を少しでも押すものになればと思います。


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