はじめに:支配は思想ではなく「血」から始まる
イルミナティを語る上で避けて通れないのが、“血の継承”という概念だ。
なぜなら、イルミナティの本質は思想のネットワークではなく、
血脈による権力の連鎖だからである。
世界の支配者は、単なる政治家でも実業家でもない。
その多くは、王族・貴族・金融家・宗教指導者の血筋によって結ばれている。
そしてこの「選ばれた血統」は、古代から一つの系譜として存在してきた。
—— シュメールからバビロン、ローマ、ロンドン、そして現代へ。

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古代の起源:シュメールの「神の血統」
最古の文明・メソポタミアのシュメールでは、
王たちは自らを「神々の血を引く者(アヌンナキの末裔)」と称していた。
アヌンナキとは、空から降りてきた“天の存在”。
彼らは人類を創造し、その中から“特別な者”に王権を授けたと伝えられている。
この「神の血を継ぐ支配者」という思想は、
後のエジプト・ギリシャ・ローマにも引き継がれていく。
- エジプトのファラオは「太陽神ラーの子」
- ギリシャの王は「ゼウスの末裔」
- 日本の天皇家は「天照大神の血筋」
支配の正当性は、血統にある。
これがイルミナティ思想の原点であり、
“選ばれし血脈”という概念は、現代に至るまで続いている。
中世ヨーロッパ:王家と教会の「血の同盟」
中世になると、支配の中心は王権と教会に移る。
しかし実際には、この二つは同じ血の系譜によって結ばれていた。
テンプル騎士団の誕生
12世紀、エルサレムを守るために組織されたテンプル騎士団。
だが、彼らの真の目的は「聖地に眠る秘密の文書」と「古代の知識」の回収だったとされる。
やがて騎士団はヨーロッパ全土で莫大な富と影響力を持ち、
銀行制度の原型を作り上げる。
テンプル騎士団 → 銀行 → ロスチャイルド家
という流れは、金と権力の血脈の原型である。
騎士団は教会と王権の裏で動く“見えざる金融組織”となり、
その遺産はイルミナティへと受け継がれた。
近代の支配構造:金融王家の誕生
18〜19世紀、世界は金融による支配へと転換する。
🔹 ロスチャイルド家:王室の銀行家
ナポレオン戦争期、ヨーロッパ各国の王室に融資したロスチャイルド家は、
莫大な利権を手に入れた。
彼らの金融網は国境を越え、戦争すら利益の道具と化した。
「国を支配する者ではなく、通貨を支配する者が世界を動かす」
—— この名言は、まさに彼らの哲学を体現している。
ロスチャイルド家の家系図を辿ると、
ヨーロッパの王家(ウィンザー家、ハプスブルク家)との縁戚関係が浮かび上がる。
つまり、王族と金融家は一つの“血の帝国”を形成していたのだ。
🔹 ロックフェラー家:新世界の覇者
一方、アメリカではロックフェラー家が石油と金融で覇権を握った。
20世紀初頭、彼らは国際金融・製薬・教育・メディアを通じて、
**「思想と経済の両面支配」**を確立した。
両家は表向き別系統に見えるが、
実際には秘密結社や婚姻を通じて深く結びついている。
血脈のネットワーク:現代のイルミナティ構造
現代のイルミナティ構造は、ピラミッド型の支配階層として描かれる。
最高評議会(13の血統)
↓
王族・国際銀行家・財閥(ロスチャイルド、ロックフェラー)
↓
政治・宗教・メディア・軍産複合体(世界的ネットワーク)
↓
教育・文化・エンタメ(思想操作・洗脳層)
↓
一般市民(被管理層)
この「13の血統(13 Illuminati Families)」は、
国際金融・宗教・情報・戦争をコントロールする“隠された支配層”とされる。
その名には、ロスチャイルド、ロックフェラー、モーガン、デュポン、ブッシュなどが含まれる。
彼らは異なる国に属しながらも、同じ目的を共有している。
「人類を一つの秩序の下に置く」——これが血統の最終使命。
宗教との関係:神の代理人から“創造主”へ
イルミナティの思想は、宗教の構造とも深く関わっている。
キリスト教における“神の代理人(教皇)”という概念は、
実は古代バビロンの「王=神の血を継ぐ者」の思想に由来している。
つまり宗教とは、支配の正当性を神話化した仕組み。
そしてイルミナティはその構造を、宗教を超えた支配装置として再設計した。
現代では、“神の代わりに科学とテクノロジーを崇拝する思想”として進化している。
—— それが、次回で扱う「新世界秩序(NWO)」の哲学的基盤である。
まとめ:血統は「権力のDNA」
イルミナティは単なる秘密結社ではない。
それは、文明を超えて生き続ける血脈のネットワークである。
彼らの目的は単なる富の独占ではなく、
「世界の設計図を、自らの遺伝子の中に刻むこと」。
神々の血を継ぐ王たちが、いまも地球を見下ろしているのかもしれない。
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