ドラマ「良いこと悪いこと」(主演:森本慎太郎)は、毎話衝撃的な展開を見せる“ノンストップ考察ミステリー”。
同窓会をきっかけに始まった連続不審死事件が、少しずつ過去の“いじめ”と“忘れられた7人目”へと繋がっていく。
この記事では、第4話までの情報をもとに、第5話直前の考察と最新伏線を整理する。
◆タイトルロゴの秘密:「い」と「こ」が入れ替わる意味
「良いこと悪いこと」のロゴは、「こ」と「い」が入れ替わって見えるデザイン。
これは、“善悪は見る角度で変わる”というテーマを象徴している。
人によって「良いこと」も「悪いこと」に見える——。まさにドラマ全体を貫く視点の揺らぎを暗示していると考えられる。
◆第5話予告:ちょんまげ(羽立太輔)が見る“映像”の正体
第5話の予告で、羽立太輔(森優作)が一人で映像を見ているシーンが登場。
その場所がターボー(森本慎太郎)の会社と同じ内装であることが判明しており、視聴者の間で「ターボーが映像を隠しているのでは?」という疑念が急浮上。
死のフラグを匂わせる展開だ。
◆第4話のサブリミナル映像に隠された29人の“夢”
CM直前にわずか一瞬映った、29人分の顔と将来の夢。
コマ送りで確認すると、「お嫁さん」だったユッキー、「カリスマ美容師」だったトヨなど、一部の人物の“現在の顔”と一致していない。
これは、記憶の改ざん、あるいはアイデンティティの入れ替わりを示唆している可能性が高い。
◆ターボーとキングを繋ぐ“ガラス事件”の伏線
PR会見中に起きた落下ガラス板事件。
高木(間宮祥太朗)の叫びによって命を救われたターボーだが、その会見に同席していた東雲晴香(深川麻衣)の姿が消えていた。
さらに、公式プロフィールで彼女が回答した「なりたい職業:ガラス職人」。
“ガラス”というモチーフが複数の場面で繰り返されている点が気になる。
◆“レトロスナックイマクニ”のロゴに隠された「クマ」
イマクニのロゴを斜め読みすると「クマ」。
これは小学生時代に猿橋(新木優子)をいじめていた6人が歌っていた替え歌「森のくまさん」と一致する。
つまり、イマクニ=くま=いじめの中心人物という暗示ではないか。
◆全体を貫く“6”の法則と“7人目”の存在
6年1組、6階、6時半、SixTONES——作品中に何度も登場する“6”の数字。
そして第4話では、誰も覚えていない7人目の存在が示唆された。
この“6と7”の対比は、「見えている6人」と「忘れられた1人」を対照させる構造だ。
つまり、真の犯人=“忘れられた7人目”という可能性が濃厚になってきた。
◆警察のホワイトボードに潜む違和感
第3話で映った警察のホワイトボードには、6年1組の卒業アルバムが貼られていた。
だが、警察が知らないはずの“6人のマーク”がつけられており、内部協力者(内通者)の存在が浮かび上がる。
中でも事件に関係のない羽立(ちょんまげ)がマークされていたのは不自然だ。
◆犯人はイマクニ?ポケモンとの“忘れられた1匹”リンク
第4話で初めて顔の一部が映った“7人目”は、寝転んでいるような描写。
彼の家に集まっていた同級生たちは、「ゲームをするため」だけに訪れていた可能性がある。
つまり、“仲間”ではなかった。
イマクニ(=『ポケモン言えるかな』の歌手)という名前も重要で、
あの歌のラストは「もう1匹忘れてない?」。
忘れられた存在=7人目=イマクニという構図が浮かび上がる。
まとめ:
「良いこと悪いこと」は、“誰が悪いのか”ではなく“誰が見ようとしなかったのか”を問うドラマ。
ロゴの入れ替わり、29人の夢、ガラス、クマ、6と7…。
全てが、“視点の違い”と“記憶の欠落”をテーマに繋がっている。
第5話では、ついに“7人目”の正体が明らかになるのか——。