『ラムネモンキー』1話感想|SFかミステリーか?「消えた記憶」と「骨」の関係を徹底解説

楽しみにしていた水10ドラマ『ラムネモンキー』がいよいよスタートしました!

「51歳の主人公たちが青春の輝きを取り戻すために奮闘する青春回収ヒューマンコメディ」という前情報と、反町隆史さん、大森南朋さん、津田健次郎さんという「イケオジ」最強の布陣に期待しかありませんでしたが……まさか初回からあんな展開になるとは!

笑って癒やされるだけじゃない、謎が謎を呼ぶ第1話を振り返りながら、感想と考察を綴っていきます。

豪華すぎる「迷える51歳」たちの再会

物語の主人公は、中学生時代に「映画研究部」で熱い青春を過ごした同級生の3人。

  • 吉井雄太(通称:ユン/反町隆史)
  • 藤巻肇(通称:チェン/大森南朋)
  • 菊原紀介(通称:キンポー/津田健次郎)

この3人が51歳となり、それぞれ人生の迷子として再会するところから物語は始まります。 まず言わせてください。この3人が揃ってわちゃわちゃしているだけで、画が持ちます。

久しぶりの再会なのに、一瞬で中学時代の空気に戻る感じ。お互いを「ユン」「チェン」「キンポー」とあだ名で呼び合う姿がなんとも微笑ましい。 シブい俳優陣が演じるからこそ、その「ゆるさ」と「可愛げ」が際立っていました。世間の疲れを癒やす「ゆるいおじさんたち」の可愛さこれだけで今期視聴継続決定です。

冒頭から巨大UFO!?SFかと思いきや…

しかし、このドラマただの「おじさん癒やしコメディ」ではありませんでした。 度肝を抜いたのが、冒頭からいきなりの巨大“UFO”出現!

「えっ、これSFなの?ファンタジーなの?」と混乱したのも束の間、物語は一気に「記憶を辿るミステリー」へと舵を切ります。

物語が動いたのは、再会した3人が「工事現場から人の『骨』のようなものが発見された」という事件。 そのニュースになぜか胸騒ぎを覚えた3人は、「他にも証拠がないか」と気になり、骨が見つかったその工事現場へと足を運びます。

そこで彼らが探し当てたのは、かつての映画研究部顧問・マチルダ先生のペン。 これを見つけた瞬間、3人の脳裏に封印されていた記憶が鮮烈に蘇ります。

「先生は仮の姿なの。私は、私の世界に帰るわ」

そう言ってUFOに吸い込まれていくマチルダ先生……。 いやいや、そんなバカな! とツッコミたいところですが、3人の記憶は鮮明。

この「UFO記憶」は真実なのか、それとも中学時代の彼らが共有した「映画の脚本」や「妄想」の類なのか? SF展開かと思わせておいて、実は「人間の記憶の曖昧さ」を突く重厚なミステリーが始まっている予感がします。

マチルダ先生はなぜ消えたのか?(考察)

第1話のラストを見る限り、今後の軸となるのは「マチルダ先生失踪事件(あるいは殺人事件)」の真相解明になりそうです。

工事現場から出た「骨」がマチルダ先生のものだとすれば、あの「UFOに吸い込まれた」という記憶は、あまりにショッキングな出来事(先生の死など)を目撃した少年たちが、心を守るために作り出した「カバースストーリー(偽の記憶)」である可能性が高いのではないでしょうか。

  • = 現実(先生の死)
  • UFO = 虚構(現実逃避のための記憶)

おじさんたちが「青春の輝き(=映画研究部時代の楽しい記憶)」を取り戻そうと奮闘することは、同時に「過去の闇(=先生の死の真相)」と向き合うことでもあります。

「青春回収」というキャッチコピーには、「過去に置いてきた謎を回収する」という意味も込められているのかもしれません。

まとめ

ゆるくて可愛いおじさんたちのやり取りに癒やされつつ、根底に流れる不穏なミステリーにハラハラさせられた第1話。

51歳になった彼らは、記憶を遡りながら「マチルダ先生はなぜ殺されたのか?」という真実にたどり着けるのでしょうか。 笑いあり、涙あり、そしてサスペンスありの『ラムネモンキー』、来週も見逃せません!


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