40歳の俺が過去に戻れるなら…若いうちに絶対に直すべき9つの行動

40歳おじさんが語る「こうして俺は詰んだ」

40歳を迎えた今、振り返ってみると、若い頃に気づいていれば人生は大きく違っていたかもしれない。趣味もなく、貯金もない。気づけばただの“会社と家の往復おじさん”になってしまった俺が、若い君たちに伝えたいことがある。今ならまだ間に合う、後悔を繰り返さないために、俺の失敗から学んでほしい。ここで紹介する9つの教訓は、俺自身がもっと早く理解していれば、もっと違う人生を歩んでいたかもしれないものばかりだ。君たちはまだ未来を変えられる。さあ、今から見直してみよう。

1. 読書しない

読書を「面倒だ」「時間がない」と避け続けていた20代の自分。あの時の選択が、今の自分にどれほど影響を与えているか思い知らされる。今では老眼も始まり、集中力も低下し、じっくり本を読むのがつらくなってきた。かつて一緒に過ごしていた友人たちは、若い頃から読書を続け、知識を積み重ねていたおかげで、今や社会人として立派な地位に就いている。

彼らと久しぶりに会っても、話題についていけず、会話も合わない。ビジネスや新しいテクノロジー、社会の動向について、彼らは深い理解を持っているのに対し、俺は表面的な知識しかなく、どんどん疎遠になっていった。もしあの時、少しでも本を手に取って知識を吸収していれば、今の自分は違った未来を歩んでいたかもしれない。読書は単なる趣味ではなく、将来への投資だったのだと痛感している。

だからこそ、若いうちに読書の習慣を身につけてほしい。ビジネス書でも、フィクションでも構わない。自分の興味を引く本を手に取ることで、思考の幅が広がり、自然と話題も増えていく。今ならまだ間に合う。読書の力を信じて、少しずつでも読み始めることが未来への一歩だ。

2. 運動もしない

「忙しいから」「疲れているから」と運動を後回しにしていた20代の自分。30代になっても変わらず、気づけば体はどんどん鈍くなり、今ではちょっと走っただけで息が切れる。腰痛や肩こりは日常茶飯事で、若い頃には考えられなかった体の不調に悩まされるようになった。

一方、定期的に運動していた友人たちは今でもアクティブに過ごしている。週末にはフットサルやゴルフに行き、体力も持久力も健在だ。しかも、体力を保っているだけでなく、ストレス発散や集中力の向上にもつながっているらしい。彼らと比べて、俺は何もしてこなかったツケが回ってきている。

さらに、健康診断では生活習慣病のリスクを指摘され、ようやく運動を始めようと思ったが、体力が落ちすぎていて思うように体が動かない。年齢を重ねるほど運動を始めるのが難しくなるという事実を痛感した。若い頃に、たとえ少しでも運動の習慣をつけていれば、こんな苦労はしなかったはずだ。

今、まだ若い君たちには、週に一度でもいいから運動を取り入れてほしい。通勤中に一駅分歩く、週末にジョギングをする、ジムに通う必要はなくても、日常にちょっとした動きを加えるだけで、将来の自分が大きく変わる。健康は今から作り上げるものだ。

3. 家と会社の往復だけの生活

20代の頃は「仕事が忙しいから」と言い訳して、ただ家と会社の往復だけの生活を続けていた。最初はそれでもいいと思っていたが、次第にその生活が日常になり、気づけば何の刺激もなく、ただ時間が過ぎていくだけの毎日になってしまった。週末も結局疲れて家にこもり、特に何かをするわけでもなく、スマホをいじって終わる。

その結果、視野がどんどん狭くなっていった。新しい出会いもなければ、新しい経験もない。自分の世界は会社と家の狭い範囲だけになってしまい、いつの間にか同じようなことしか考えられなくなっていた。友人たちは、趣味やイベントに積極的に参加し、日常の中で新しい刺激や人脈を広げていく一方で、俺は同じ場所に留まり続けていた。

この生活を続けていると、いつしか社会の変化についていけなくなり、自分がどんどん時代から取り残されているような感覚に陥る。若いうちに、家と会社の往復だけではなく、何か新しいことに挑戦する機会を作ってほしい。趣味を見つけたり、旅行に出かけたり、知らない場所に足を運んでみることで、視野が広がり、人生が豊かになる。今のうちに行動しないと、後でその狭くなった世界から抜け出すのはますます難しくなる。

4. 憧れる人がいない

20代の頃、特に誰かを尊敬するということもなく、「自分のやりたいことだけやればいい」と思っていた。自分が一番だと信じていたし、若さがあるからなんとかなるだろうと過信していた。しかし、40歳を迎えた今、その自信が一気に崩れ落ちた。若さという武器はもうない。そして、自分には特別な才能がないことに、遅すぎるほどに気づいた。

尊敬する人がいなかった結果、自分の未来のビジョンを描くことができず、目指すべき目標や理想の姿もなかった。人生の指針がないまま40代に突入し、これからどうなっていきたいのか、どこへ向かえばいいのか見失ってしまった。若い頃に、何かしらのロールモデルを持っていれば、自分もその道を目指して努力できただろうが、そうした目標を持たなかったことが、今になって大きな後悔となっている。

そして、後輩からの尊敬も得られない。何かを教えたり、導く立場にあるべき年齢だが、自分自身が何を目指しているか分からないため、後輩たちに示すべき背中がない。彼らも、ただ年齢を重ねただけの自分に対して敬意を持つことはなく、疎遠になっていった。

若いうちに、誰か尊敬できる人を見つけ、目指すべき未来像を描いてほしい。それが人生の道標となり、自分の成長にもつながる。尊敬する人がいることで、自分のモチベーションも維持でき、将来に向けての努力を怠らずに済む。今ならまだ間に合う、自分の未来をしっかり見据えた生き方を選んでほしい。


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