平岡アンディ-大注目の日本ボクシング界を席巻するスーパーライト級の新星 さんまとの関係も

世界が注目するボクサー 平岡アンディ

日本ボクシング界には、世界にその名を轟かせる多くの才能がいます。その中でも、ひと際注目を集める若きスーパーライト級のホープがいます。それが平岡アンディ選手です。ガーナ出身の父の影響で幼少期からボクシングに打ち込み、類まれなる才能を開花させた彼は、日本国内外で数々のタイトルを手にしてきました。WBA世界スーパーライト級ランキングでも上位に名を連ね、その未来には無限の可能性が広がっています。本記事では、そんな平岡アンディ選手の軌跡と魅力に迫ります。

平岡アンディのプロフィール

平岡 アンディ(ひらおか アンディ、1996年8月8日生まれ)は、神奈川県横浜市出身で現在28歳です。

戦績は 23 戦 23 勝 ( 18 KO ) 2024.09.03 現在

現在、大橋ボクシングジムに所属し、WBA世界スーパーライト級6位にランクインしています。これまでに日本スーパーライト級ユース王者、日本スーパーライト級王者、WBOアジアパシフィックスーパーライト級王者のタイトルを獲得しており、その実力は国内外で高く評価されています。

ボクシングを始めたきっかけ

平岡アンディがボクシングを始めたのは、わずか4歳の時でした。アマチュアボクシング界で活躍したガーナ系アメリカ人の父、ジャスティス・コジョ氏の影響を強く受け、彼の周りには常にグローブがありました。日本人の母もまた、幼少期の平岡に厳しい練習を課し、遊びたい盛りの息子に対してスパルタ教育を実施していました。その結果、幼い平岡にとってボクシングは楽しさよりも苦しさが先行し、前向きな感情を持つことはありませんでした。

「昔はボクシングが嫌で嫌で仕方なかった。当時は妹にボコボコにされるくらい上達が遅かったので。それでも、1日5時間。1日たりとも練習をサボったことがないんですよ」と、平岡は幼少期を振り返ります。その厳しい日々が、現在の彼の強さを支えていることは言うまでもありません。

学生時代の部活動

中学時代、平岡アンディはボクシングから少し距離を置き、陸上部に入部します。その理由について彼は、「1人でロードワークを走るのがツラくて、誰かと一緒に走れば楽しいと思ったから」と笑いながら語っています。陸上競技でも優れた結果を残し、特に中長距離を得意とする彼は、横浜高校時代に国体にも出場する実力を誇りました。そのセンスは、箱根駅伝の名門である東洋大学からもオファーがあったというエピソードからも明らかです。

アメリカでの武者修行

「アンディはボクサーとしては優しすぎる面があって、昔は相手を殴ることすら躊躇していた。試合では、練習でやれていたことが3割くらいしか出せない。その理由が技術面ではないことはわかっていたが、息子がもう一皮むけるために何が必要なのかがわからなかった。強くなるために、家族の夢であったアメリカ行きを勧めたんです」と、父ジャスティス・コジョ氏は語ります。

横浜高校を卒業後、平岡アンディは単身でロサンゼルスに渡りました。現地のジムでは、練習生として雑用や自分よりも階級が上のボクサーとのスパーリングなどを課され、日本から来た無名の18歳がボクサーとして認められるまでには相当な時間と忍耐が必要でした。

「よく聞かれるのは、アメリカで何が変わったのかということなんです。ただ、正直にいえばアメリカだから、日本だから、ということはなくて技術的に変わったことはほとんどないんです。基礎や技術的な面は、小さい頃から父と二人三脚でやってきたことがアメリカでも充分通用した。これまでやってきたことを出せれば、世界も遠くない。そういう風な考え方ができるようになり、リングに上がる際に心の持ち方が変わっていったんです」と、平岡はその時期を振り返ります。

大橋ボクシングジムとの出会い

2年弱にわたるアメリカでの武者修行を終えた後、20歳となった平岡アンディが訪れたのは大橋ボクシングジムでした。「新人王も取れなかったので、何かタイトルが欲しかった。大橋会長からお話を聞いた時には、いいオファーだと思いました」と平岡は語ります。アメリカでの厳しい経験を経て、さらなる高みを目指す決意を固めた彼は、大橋ジムでの新たな挑戦に向けて歩みを進めていきます。

日本そして世界を代表するボクサーに

アメリカでの経験を経て、平岡アンディは日本でさらなる飛躍を遂げました。大橋ジムでの新たな挑戦を経て、彼は日本スーパーライト級ユース王座、日本スーパーライト級王座、WBOアジアパシフィックスーパーライト級王座を次々と獲得し、その名を国内外に広めました。そして、今や彼はWBA世界スーパーライト級6位にランクインし、日本そして世界を代表するボクサーとしての道を歩んでいます。これからも平岡アンディの活躍に注目し、彼がボクシング界に新たな歴史を刻む瞬間を見逃さないようにしましょう。

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