- はじめに:失われた文明のロマン
- 「今の文明は4回目」とは?
- 超古代文明の痕跡:伝説と遺跡
- 核戦争があった!?『マハーバーラタ』に残る謎
- 科学が追いつけない超古代技術
- なぜ文明はリセットされるのか?
- 歴史は本当に正しいのか?
- まとめ:文明の未来と我々の役割
2. 「今の文明は4回目」とは?
—— 人類文明は、誕生と滅亡を繰り返しているのか? ——
◇「文明は4回目」説とは何か?
我々が生きているこの文明は「最初の文明」ではなく、すでに4回目だとする説がある。つまり、これまでに少なくとも3回、人類は高度な文明を築きながらも滅亡してきた、というのだ。
では、一体どのような根拠があるのか?この説を唱える人々は、以下の3つの要素を挙げる。
- 伝説や神話に残る「失われた文明」の記録
- 説明がつかないオーパーツ(場違いな出土品)や超古代建造物
- 突如として文明が発展し、また突如として消えた痕跡
もし、この説が真実ならば——
私たちは「繰り返される文明の輪廻」の中にいることになる。
そして、我々の文明も、やがては滅びる運命にあるのかもしれない……。

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◇ 伝説に見る「過去の文明」の痕跡
「文明は4回目である」という説の根拠のひとつに、世界各地の神話や伝説がある。

■ シュメール神話:神々が人類を作り、文明を授けた
古代シュメール文明は「最古の文明」と言われているが、彼ら自身の神話では、彼らは「神々」から知識を与えられたとされている。
シュメール神話に登場する「アヌンナキ」という存在は、空から降りてきて、最初の人類を作り、文明を築かせたとされる。
しかし、なぜ「神々」は自ら文明を築かなかったのか?
なぜ「人類に文明を授ける」という形を取ったのか?
これは、彼らが「過去の文明を知っていた」からではないか?
もしかすると、シュメール文明の前にも高度な文明が存在し、それを知る者たちがいたのかもしれない。
■ マヤ文明の「第4の時代」
マヤのコデックス(古文書)には、「我々は第4の時代に生きている」と記されている。
マヤ神話によると、過去には3つの時代が存在し、それぞれの時代の人類は異なる方法で創造され、異なる理由で滅んだという。
- 最初の人類は「土」で作られたが、弱く、すぐに滅びた。
- 2番目の人類は「木」で作られたが、魂を持たず、神々に破壊された。
- 3番目の人類は「黄金」で作られたが、傲慢になりすぎて滅ぼされた。
- そして現在が「第4の人類」であり、我々もまた滅びる運命にある——とされている。
この「時代のリセット」こそが、「文明のサイクル説」と一致するのではないか?
■ インド神話と「ユガ」
ヒンドゥー教には、世界は4つの時代(ユガ)を繰り返しているという思想がある。
これは、文明が何度も生まれては滅びることを示唆しているのではないか?
特に、カリ・ユガ(現在の時代)は「道徳の崩壊と戦争の時代」とされ、終焉を迎えるとされている。
◇ オーパーツが示す「過去の文明」
オーパーツ(OOPARTS:Out Of Place Artifacts)とは、考古学的にその時代にはあり得ない技術や知識を持つ出土品のことを指す。
これらの発見は、公式な歴史と矛盾するため、無視されたり、学会ではほとんど研究されていない。
■ アンティキティラの機械(紀元前150年)
これはギリシャで発見された「天体計算機」であり、現代の時計技術に匹敵する精密な歯車を持っている。
しかし、古代ギリシャにこんな高度な技術があったとは考えにくい。
これは、本当に「古代ギリシャの発明」なのか?
それとも、さらに前の文明の技術を受け継いだものなのか?
■ モヘンジョダロの「核爆発の痕跡」
インダス文明の遺跡「モヘンジョダロ」には、高温で焼かれた石やガラス化した地面がある。
これは、通常の火災では起こらない現象で、科学者の中には「古代に核爆発があったのでは?」と考える者もいる。
もし、過去の文明が核技術を持っていたとしたら?
そして、それが原因で滅びたのだとしたら?
◇ 文明のサイクル:「なぜ人類は何度も滅びるのか?」
なぜ、過去の文明は滅びたのか?いくつかの仮説がある。
■ 仮説①:超自然的な災害
大洪水、隕石衝突、巨大地震、地軸の変動——これらが一度に発生すれば、文明は一瞬でリセットされる。
ノアの方舟のような大洪水の伝説は世界中に存在し、実際に1万2000年前の氷河期末期には大規模な海面上昇があった。
■ 仮説②:人類の暴走(核戦争説)
「高度な文明が自己崩壊する」という可能性も考えられる。
もし、過去の文明が核技術を持ち、それを使って戦争をした結果、滅亡したとしたら?
それは、現在の我々の状況とも重なるのではないか?
■ 仮説③:何者かによる「リセット」
もしかすると、地球外生命体や「神々」のような存在が、意図的に人類の文明をリセットしている可能性もある。
彼らは一定の周期ごとに人類を滅ぼし、「文明のリスタート」を繰り返しているのかもしれない。
◇ まとめ:私たちは「第5の文明」へと進めるのか?
「今の文明は4回目である」という説は、決して単なる空想ではなく、世界中の神話や遺跡、考古学的発見と深く結びついている。
過去3回の文明が滅びた理由があるとすれば、今の文明もまた滅びる運命にあるのではないか?
そしてもしそうならば——
我々は、第5の文明へと進むことができるのか?
それとも、再びリセットされ、何千年後かに新たな人類が「この文明はなぜ滅びたのか?」と考えることになるのか?
その答えは、我々の未来にかかっているのかもしれない……。
👉 超古代文明の痕跡:伝説と遺跡