10万円の『うまい棒』爆誕!
1. 驚愕の価格設定!「うまい棒」が10万円に!?
日本を代表する駄菓子「うまい棒」が、前代未聞の価格で販売されることになった。その名も「うまい棒 げんだいびじゅつ味」。
価格は驚きの110,000円(税込)。これは、1979年の発売当初の10円の1万倍以上の価格設定だ。
この衝撃の「うまい棒」を手掛けたのは、世界的に活躍する現代アーティスト・松山智一氏。そして、その挑戦に応じたのが「うまい棒」の販売元である株式会社やおきんだ。
「庶民の味方」として親しまれてきた駄菓子が、アートの力によって“超高級品”へと変貌を遂げた。この挑戦には、どんな狙いがあるのか? そして、実際にどんな人が買うのか?
2. 「うまい棒 げんだいびじゅつ味」とは?

この特別な「うまい棒」は、アート作品としての価値を持つ。通常の「うまい棒」とは異なり、食品としての機能だけではなく、コンセプチュアルな作品として位置づけられている。
- 限定販売数:50個
- 価格:110,000円(税込)
- 販売場所:麻布台ヒルズ ギャラリー スペース(麻布台ヒルズ ガーデンプラザA B1階)
- 販売開始日:2025年3月8日
- 購入には本展のチケットが必要
これまで「安くて美味しい」という価値観で支持されてきた「うまい棒」が、アート作品として生まれ変わることで、どのような影響を与えるのかに注目が集まる。
3. 松山智一とは? 世界が注目するアーティスト
今回のプロジェクトの中心人物である松山智一氏は、ニューヨークを拠点に活動する現代アーティスト。ストリートアート、ポップアート、伝統的な日本美術などを融合させた独自のスタイルを持ち、国内外で高く評価されている。
松山氏のテーマの一つは、「身近なものにアートの概念を持ち込み、新しい価値を生み出せるか?」という問いかけ。
「うまい棒 げんだいびじゅつ味」は、この挑戦の一環として生まれたのだ。
4. 企業とアートのコラボレーションが生み出す新たな価値
このプロジェクトの大きなポイントは、企業とアーティストのコラボレーションによって、商品に新たな価値を生み出している点だ。
限定性と希少価値
「うまい棒 げんだいびじゅつ味」は、50個限定の販売。その希少性が価値を高めている。芸術作品は、その希少性によって価格が決まることが多い。駄菓子も同じように、限定販売によって「価値」を生み出せるのかという実験的な試みとも言える。
ブランドの再定義
やおきんは、長年「低価格で楽しめる駄菓子」として親しまれてきた。しかし、今回のコラボレーションによって、「うまい棒」というブランドの新たな可能性を提示している。
これにより、「うまい棒」は単なるお菓子ではなく、文化やアートとしての側面も持つことを示した。
5. 10万円の「うまい棒」、あなたなら買う?
「うまい棒が10万円!?」というニュースが流れるやいなや、SNSでは賛否両論が巻き起こった。
- 「たった1本10万円!? ありえない!」
- 「アートとして考えれば価値があるのでは?」
- 「本当に売れるのか?」
しかし、アートの世界では「何に価値を見出すかは人それぞれ」という考え方がある。
実際、現代アート市場では、バンクシーの作品が数億円で取引されたり、小学生が作ったNFTアートのドット絵が何千万円で売れるケースもある。そう考えれば、10万円の「うまい棒」も「あり得る話」なのかもしれない。
6. まとめ:「うまい棒」はアートになれるのか?
「うまい棒 げんだいびじゅつ味」は、単なる駄菓子の高額版ではなく、**「価格とは何か?」「価値とは何か?」**という問いを社会に投げかけるプロジェクトだ。
アートの世界では、「誰もが知っている日用品を高額で販売する」という手法は珍しくない。マルセル・デュシャンの「泉」や、村上隆のフィギュア作品など、身近なものをアートへと昇華させた例は数多くある。
この「うまい棒」も、そうした試みの一つだろう。
では、あなたはどう思うだろうか? 「10万円のうまい棒」、あなたなら買う?
購入詳細はこちら
公式WEBサイト :https://matzu.net/collaboration/
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