承認欲求が強すぎる人の8つの特徴とは

「承認欲求が強い」と聞くと、SNSでの「いいね」やフォロワー数にこだわる人を思い浮かべるかもしれません。しかし、実際にはもっと身近な存在に、その特徴を持つ人がいることがあります。例えば、彼氏や上司、家族…。ふとした瞬間に、その人の言動から「ちょっと承認欲求が強すぎるかも？」と感じたことはありませんか？この記事では、そんな承認欲求が強い人に共通する8つの特徴を紹介します。もしかすると、あなたの周りにもこの特徴に当てはまる人がいるかもしれません。

1. 頑固さ全開！自分の意見を押し通したがる

承認欲求が強い人は、自分の意見を絶対に曲げません。彼らは「自分が正しい」と信じて疑わず、他人の意見を聞く余裕がないため、自然と頑固になりがちです。例えば、友人との食事の際、「今日は和食が食べたい」とみんなが言っても、「いや、俺はイタリアンがいい！」と譲らない彼氏がいるとします。周囲の意見に耳を貸さず、自分の望みを押し通すことで、みんなを振り回すことが多いのです。

この背景には、「自分の意見が認められたい」という強い承認欲求があります。自分の意見が受け入れられないと、まるで自分自身が否定されたかのように感じてしまうため、周囲との妥協や譲歩が難しくなるのです。頑固さの裏には、実は自分の存在を肯定してほしいという欲求が隠れています。

2. 気分の浮き沈みが激しい

承認欲求が強い人は、気分の浮き沈みが激しく、その感情に周囲を巻き込んでしまうことがよくあります。例えば、家族での計画を立てていた時に、急に機嫌が悪くなり、「もう行きたくない」と言い出す兄弟がいるかもしれません。そんな彼に家族は振り回され、計画自体が台無しになってしまうことも。

職場でも、気分屋な上司や同僚は厄介です。昨日は笑顔で話していたのに、今日は急に冷たい態度を取られたり、何か気に入らないことがあるとすぐに不機嫌になってしまったり。こうした人と仕事をしていると、気を使って常に周囲の空気を読む必要があり、非常にストレスフルな状況に陥ります。

彼らの気分の揺れ動きは、自分が注目されたいという承認欲求と深く結びついています。周りが自分の気持ちや反応に敏感であればあるほど、自分の存在感を確認できるからです。気分屋な言動は、実は「自分にもっと注意を向けてほしい」というサインでもあるのです。

3. 協調性ゼロ？周りと歩調を合わせられない

承認欲求が強い人は、自分が注目されたいという気持ちが強すぎて、周りと歩調を合わせることを嫌がります。例えば、チームでプロジェクトを進める場面で、皆が協力して進めようとしているのに、一人だけ自分のやり方にこだわり、周囲の意見を無視してしまうことがあります。結果として、チームの一体感が崩れ、成果にも悪影響を及ぼすことが多いです。

この協調性の欠如は、彼らが「自分が特別でありたい」と感じていることに由来しています。周りと同じように振る舞うのではなく、自分だけが目立ちたい、自分の意見や存在が認められたいという強い承認欲求が根底にあるため、他人と協調することが難しいのです。結果的に「自分だけが正しい」という思いが強まり、孤立することも少なくありません。

4. 「かまってちゃん」アピールが止まらない

承認欲求が強い人は、常に誰かの注目を集めたいという強い欲求を持っています。そのため、周囲の人に対して過剰な「かまって」アピールをすることがよくあります。例えば、職場で何かトラブルが起きると、他の人が解決している最中でも、自分の意見を押し付けたり、関係のない話を持ち出したりして、周囲の目を引こうとします。

また、家庭内では、何でもない日常の出来事で過剰に「大変だ！」と騒ぎ立てて、家族に構ってもらおうとすることも。「自分のことを見てほしい」という欲求が非常に強く、他人が自分に注目していないと不安を感じるため、このような行動に出てしまいます。

この「かまってちゃん」な行動は、承認欲求の表れであり、「自分は大切にされている」「注目されている」という実感を得るために、他人の関心を引こうと必死になります。そのため、周りの人は少し疲れてしまうこともあります。